四国水族館(香川・宇多津町)は3月20日から特別展「ニホンカワウソ大捜索隊司令部」を開催します。
ニホンカワウソは、かつて日本の水辺に広く生息していましたが、1979年に高知県須崎市で目撃したのを最後に情報が途絶え、2012年に環境省が「絶滅」を宣言しました。現在でも生存の期待を抱かせる情報もあり、愛媛・高知・徳島の3県のレッドリストでは絶滅危惧種に留め置かれています。
四国水族館では近縁種のコツメカワウソを飼育しています。「川獺がいた景」と名付け、かつてニホンカワウソが四国の水辺の主役だったことを来館者に伝えています。
特別展では、四国の人々の暮らしとつながりながら生きていたニホンカワウソの特徴や生態を紹介すると共に、貴重なはく製の展示や巨大ニホンカワウソ(造形)との記念撮影ゾーンなどが設けられます。
四国水族館では、ニホンカワウソの生存ストーリーをたどりながら、私たちが自然とどう関わっていくべきか考えるきっかけにしたいと話しています。