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香川県の浜田知事 次の知事選に不出馬表明「たすきを次の新しい走者に」

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 香川県の浜田恵造知事が2022年夏に予定されている知事選に立候補しないことを明らかにしました。

(香川県/浜田恵造 知事)
「古希を超えたこの機に、県政運営のたすきを次の新しい走者につないでいくことが県政の一層の発展に資するものであると考えるに至りました」

 16日に開会した2月定例香川県議会で明らかにしました。

 浜田知事は、観音寺市出身で現在70歳。旧大蔵省に入り、東京税関長などを務めた後、2010年8月の香川県知事選で初当選しました。

 観光振興やにぎわい作りに力を入れ、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトでは全国的な注目を集めました。また、上海、台北との国際定期路線を実現し、真鍋前知事が始めた3年に1度の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」を推進しました。

 現在3期目で、任期満了は2022年9月4日です。

(香川県/浜田恵造 知事)
「全速力で走り続けたこの11年余の来し方を省み、これからのさまざまな状況の行く末に思いをいたし、去就について熟慮を重ねたところであります」

「浜田県政」について県民は

(80代 無職)
「香川県って言ったら今まで『どこですか?』なんて言われたんですけど“うどん県ですか”なんて言われるようになりましたからね。だから良かったんじゃないでしょうかね」

(60代 飲食店関係者)
「右へならえ的な考え方の方だったんじゃないかなとは思いますね。他の県がやり出してから言葉選んでやりょんか分からんけど」

(香川県観光協会/三矢昌洋 会長)
「インバウンドに関しては日本で一番だと思いますよ。自分でも(海外に)行かれましたし、我々にもよくやってくれましたし、その成果が随分出てますね。本当によく頑張られたということですね」

(高松市/大西秀人 市長)
「県・市でかなり連携をして、いろんな事業が進展してきたと思っております。(Q.次の知事への期待は?)ウィズコロナ・ポストコロナの時代の状況を見極めた上で、より香川が発展していくように(なれば)」

 これまでに香川県知事選挙に立候補を表明している人はいません。浜田知事は、後継の指名については言及しませんでした。

任期終了後について浜田知事は

(香川県/浜田恵造 知事)
「社会的な活動をいろいろと。できる立場は違いますけれども可能な限りお手伝いをできればと思っています」

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