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歌謡選手権で頂点に輝いた小学6年生! 「みんなに笑顔を届けたい」その素顔に迫る 高松市

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 2021年、大手レコード会社「キングレコード」が開いた歌謡選手権で、約500人の出場者の中からグランドチャンピオンに輝いた高松市の十河小学校6年生、七條雪理奈(しちじょう・ゆりな)さん。歌を始めたきっかけやはまっているものなど、その素顔に迫りました。

毎週土曜日にレッスン

 雪理奈さんは毎週土曜日、香川県丸亀市の「音楽スタジオ ひばり」でレッスンを受けています。

(音楽スタジオの講師は―)
「高音の伸びがとにかく素晴らしい。中音・低音の使い方も非常にうまいんですね。だからどこがいいって言われたら、全部いいですね、あの子の場合は」

 この日練習していたのは演歌歌手、花咲ゆき美さんの「冬恋花」。この歌は、雪理奈さんがキングレコードの歌謡選手権でグランドチャンピオンを獲得した歌です。

父の影響で演歌の道へ

 雪理奈さんが本格的に演歌を習い始めたのは小学3年生の時。きっかけはお父さんでした。父の政志さんは演歌が好きで、雪理奈さんが0歳の頃からカラオケ喫茶に連れて行くなどしていたそうです。

(雪理奈さんの父/七條政志さん)
「カラオケ喫茶に行くとやっぱりおじいちゃんおばあちゃんとかに可愛がられましたので、遊んでくれたりね。それがおそらく楽しかったと思います」

「演歌だったら歌い手が小学生にはほとんどいないんで、こういういろんなところで歌わしてくれるんで。それが私が演歌を歌わせたということになる。今は演歌に限らずポップスとか外国のポップス系も含めていろんな方面の歌を歌うことが多くなりましたね」

 雪理奈さんの家には衣裳部屋があります。ここには発表会や大会用のドレス、約30着が並んでいます。

(七條雪理奈さん)
「(Q.お気に入りの服は?)これ、1番お気に入りです。シンデレラみたいなドレスだから好きです」

 そんな雪理奈さんが、最近はまっているのが……

(七條雪理奈さん)
「『BLACKPINK』とかの曲を聞きます。全部が好き。かっこよくてかわいいし、いろんなこともできてすごい」

 今では聴くだけではなく、K-POPアイドルグループの曲の歌詞をノートに書き写すなどしているそうです。

(七條雪理奈さん)
「大変だけどめっちゃ癒やしなんだよね。つらい時にK-POPを聞くとやっぱり支えられている感がある。めっちゃほっこりするの、気持ちが。演歌もやってるけど、まだいろんなことに挑戦してみたいなって思います。ダンスとかもやったりしたいなと思っています。あと運動とか」

プロの演歌歌手とのコラボも

 1月、丸亀市では雪理奈さんが通う音楽スタジオが主催する発表会が開かれました。雪理奈さんはプロの演歌歌手、花咲ゆき美さんともにゲスト出演することになり、ステージでは花咲さんの歌で雪理奈さんがグランドチャンピオンに輝いた「冬恋花」をコラボしました。

(演歌歌手/花咲ゆき美さん)
「小さいときから歌を聴かせてもらっているんですけど、その時から演歌の独特の色っぽさというのが出ていて。まさか自分の曲を歌ってくれてグランプリになるとは思わなかったので、2倍の喜び。演歌を歌う時になると声も顔つきも色っぽくなるところがすごいなと思って、本当に将来が怖い」

 この春、中学生になる雪理奈さん。そんな彼女の将来の夢は……?

(七條雪理奈さん)
「まだ決まってないんですけど、みんなに笑顔を届けられる人になりたい。(Q.歌うことやっぱり好きですか?)はい、大好きです」

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