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香川県の「まん延防止」最終日 金刀比羅宮の参道には多くの人 観光地のにぎわいと不安〈新型コロナ〉

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 香川県のまん延防止措置は、21日が最終日です。3連休中の観光地を取材しました。

(荻津尚輝リポート)
「金刀比羅宮の参道には多くの人が集まりにぎわいを見せています」

(兵庫県からの観光客)
「もっと少ないかなあと思っていたんだけど意外とたくさん」

 参道沿いのうどん店には行列ができていました。

(こんぴらうどん/成本武雄 社長)
「3連休の真ん中の日がダントツで多くて、きょうも多いんですけど、きのうはきょうの倍くらい。コロナどっか行ったのかなってくらいすごい人出でした」

 土産物店の「つるだや」は、3連休の期間中はまん延防止措置の土日と比べ1.5倍ほどの客が来たそうです。22日以降も少しでも客足が戻ることを期待しています。

(つるだや/吉田親司 社長)
「来ていただくだけでありがたい。まずは国内旅行から活性化して、観光の活性化できれば。これから桜のシーズンなのでぜひどんどん来ていただきたい」

 「ことひら温泉 琴参閣」ではこのまん延防止措置の間、宿泊者数はコロナ前の6割ほどに留まったそうです。

(琴参閣/田中健司 フロント支配人)
「普段よりは学生様の卒業旅行でのご利用が多かったかなという印象。ただ残念ながら団体様のご利用というのがほとんどゼロに近いような状況ですので、金額面では非常に厳しい」

 まん延防止措置が解除される22日以降も不安な要素が大きいそうです。琴参閣では19日と20日は満室でしたが、それでも3月の売り上げはコロナ前の半分ほどです。4月の売り上げ予測は四国こんぴら歌舞伎大芝居の中止もあってコロナ前の4分の1ほどだそうです。

(琴参閣/田中健司 フロント支配人)
「3年連続で歌舞伎の開催がありませんので、4月に関しては歌舞伎の開催含めてご利用されるお客様が非常に多い時期なので、非常に厳しい状況」

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