1月10日、全国旅行支援が再開されました。しかし、2022年と比べるとまだ効果は薄いようです。
香川県琴平町の観光地、金刀比羅宮の参道の人出は連休明けの平日のためかまばらでした。
(県外からの観光客は―)
「(全国旅行支援の利用を)していない。ワクチン打ってないから。まだ2回なんです」
「きょう帰るので期間的に使えないのかなと思って。正直詳しい内容とか、どれくらいの割引があるのとかわかってない」
(山下佳乃リポート)
「観光地の近くにあるこちらの宿泊施設は、予約率はあまり変わっていないということです」
(ことひら温泉 琴参閣/田中健司 フロント支配人)
「今現在のところは、まだ期待しているほどは(予約を)いただいていない。割引率も少しパーセンテージが減ったというところと、クーポンも少なくなったので、その辺の影響も一つはあるのかなと」
「全国旅行支援」の割引率は12月までの40%から20%に引き下げられました。
割引の上限額も引き下げられ、宿泊と交通機関での移動がセットになった旅行は、1人1泊あたり5000円、日帰り旅行や宿泊施設のみ利用は3000円が上限となります。
そんな中、香川県では国際線再開の動きが進んでいます。
1月には台北線の定期運航が再開し、香港線のチャーター便も運航される予定です。琴参閣では今後、海外からの観光客の利用にも期待を寄せています。
(ことひら温泉 琴参閣/田中健司 フロント支配人)
「ツアーも少しいただいたり、個人のお客様もご予約は少しずついただいてはおりますけど、まだまだ新型コロナ前と比較するレベルではない。これからなのかなというところで期待している」