この春、香川県の公立高校を卒業した人の就職内定率が過去2番目に高かったことが分かりました。
香川県教育委員会の3月末時点のまとめによりますと、県内の公立高校を卒業した人で就職を希望した994人のうち988人が内定しました。
内定率は99.4%で、記録が残る1997年以降、2番目に高い数値でした。
(香川県教育委員会/工代祐司 教育長)
「(生徒たちが)しっかり勉強して会社としては非常に貴重な人材だということが定着しているのではないかなと考えております」
香川労働局によると2022年2月時点の高校新卒者の求人倍率は3.12倍と高い水準が続いています。
新型コロナの影響で求人が減っている宿泊業やサービス業への就職の希望がかなわなかった人もいたということですが、県教委は「それぞれ自分の能力や学んだことを生かせると納得して就職できたと聞いている」としています。