まもなく始まるゴールデンウィーク。交通機関の状況をまとめました。「自粛ムードが和らいでいる」と人出に期待する声も聞かれました。
高松自動車道の津田の松原サービスエリアでは、ゴールデンウィークに向けてお土産用のうどんの棚を増やすなど、観光客の増加を見込んで準備を進めていました。
(津田の松原SA 上り線/大山昭裕 支配人)
「自粛ムードから久々に解放された連休になりますので、それなりに多くの人出は期待しております」
NEXCO西日本の予測では、2022年のゴールデンウィークは上り・下りともに5月4日がピークになるとみられています。
香川県の高速道路では10キロ以上の目立った渋滞はないとしています。
それでも津田の松原サービスエリアは2022年のゴールデンウィーク期間の売り上げについて新型コロナの影響を受ける前の90%から100%と見込んでいます。
一方、岡山県の山陽道では4月29日に笠井山トンネル付近(山陽ICー岡山IC)を先頭に下りで最大10キロ、5月4日には阿坂トンネル付近(鴨方ICー玉島IC)を先頭に上りで最大15キロなどの渋滞が予測されています。
このゴールデンウィーク期間は高速道路のETCの休日割引は適用されません。
JR四国は26日、ゴールデンウィーク期間の予約率を発表しました。快速・特急列車の上下線合わせて19.2%で、2021年の同じ時期と比べて2倍近くに増えています。
26日の会見で西牧世博社長は、「ゴールデンウィークの流れがその後にもつながってほしい」と期待感を示しました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「期待してます。瀬戸内国際芸術祭もありますし、アフターDCの取り組みもありますので、ゴールデンウィーク後の動向に期待、注目している」
JR四国・JR西日本ともに下りのピークが4月29日、上りのピークが5月5日とみています。
高松空港を発着する羽田便は全日空・日本航空ともに4月29日が下りのピークで、この日はほぼ予約で埋まっているということです。上りのピークは5月4日から5日にかけてとみられています。
岡山空港を発着する羽田便は、4月29日や5月3日・5日を中心に混雑しているということです。