おさい銭が釣り銭に! 神社と地元商店を結ぶ両替プロジェクトが1日、スタートしました。
岡山市の神社「窪八幡宮」で1日に始まったのは、おさい銭として神社に集まった硬貨を、商店の釣り銭用の小銭に交換してもらおうというプロジェクトです。
地元の西大寺青年会議所が企画しました。
(西大寺青年会議所/大植裕一 理事長)
「お金と人と、そういったものが地域で流動していって、よりこの街が活発になっていけばいいなと思っています」
現在、金融機関では両替や硬貨の預貯金に手数料がかかるケースが増えています。
1日はプロジェクトの初日で、地元の商店の人たちが神社に両替に訪れました。
この取り組みにより神社・商店ともに手数料を節約することができます。
(両替に訪れた人は―)
「商売やっていますと小銭も必要になってきますので、こういったところで、やはりありがたいおさい銭がこういう両替に生かせるということは素晴らしいことだな」
(窪八幡宮/本間裕康 宮司)
「うちは両替負担が無くなるという部分と、当然お店の方は銀行に行かなくても両替ができるメリットと、お店の情報を発信できる」
両替は毎月1日に岡山市の窪八幡宮で行われる予定です。