2021年9月、岡山市で西田真愛ちゃん(当時5歳)に虐待を繰り返して死亡させたとして、母親と交際相手が起訴された事件を受け、岡山市の有識者会議が再発防止策などを話し合っています。3日、4回目の会合が開かれ、関係機関からの聞き取りを終えました。
会合は大学院教授、弁護士、精神科医師ら6人の委員が参加し、非公開で行われました。これまでに委員らは児童相談所などが日常的な虐待を把握できていなかったという認識を示していて、今後、関係機関の情報共有のあり方などについて岡山市への提言をまとめるとしています。
7月に開催予定の次回会合で提言の骨子案を議論し、9月にも中間報告を取りまとめるとしています。