岡山市は、物価の高騰による学校給食費の値上げ分を市が負担することなどを盛り込んだ一般会計補正予算案をまとめました。
岡山市の大森雅夫市長は7日の会見で総額約94億500万円の一般会計補正予算案を発表しました。
このうち2億2000万円は小・中学校などで提供している給食費の一部負担に充てられます。
岡山市によりますと、物価の高騰を受けて2022年度の小学校の給食費は、一食当たり平均で19.6円、中学校は21円、2021年度より上がる見通しだということです。
各学校に支援金を送り、2022年度の値上げ分を市が負担することで、保護者が支払う給食費の額を据え置くことが狙いです。
財源については全額、国の臨時交付金を活用します。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「給食を取り、仲間と楽しく過ごしていく。子どもたちの成長にとって、非常に重要。この環境を維持していく」
その他、2022年11月に実施するスマホ決済のポイント還元事業のために13億6700万円を計上しています。