最近は、自分用にお中元を購入する若者も多いそうです。高松市のデパートに8日、お中元コーナーがオープンしました。
(記者リポート)
「きょうから高松三越に設置されたお中元コーナー。ところで皆さんはお世話になった人へお中元贈っていますか?」
定番のビールや和菓子、洋菓子から、香川ならではのうどん、それに地元産の肉や魚まで。高松三越の新館5階にある催物会場には、約1000点の商品がずらりと並びました。
(訪れた人は―)
「男の人にはお酒で、近所の人にはお肉を贈ろうと思います。普段良くしていただいているので、お中元の時だけでもお返ししたいと思って」
「娘の嫁ぎ先とか娘たちにも(お中元を贈る)。届いたときに向こうからお電話いただいたり、その時に近況報告をお互いしています。少しでも喜んでもらえたら良いかなと思って」
高松三越によりますと、お中元を購入する人の約半分が60代以上だということです。
贈り先は家族や親戚が全体の6割ほど、仕事関係が全体の4割程度だそうです。
高松三越のギフトセンターで取り扱うお中元の売り上げは、新型コロナの影響を受ける前の3年前と比べると、2021年、2020年は5%ほど減少したそうです。
そうした中、最近は若い女性を中心に、がんばった自分へのご褒美にちょっとぜいたくなスイーツなどをお中元として購入する人が増えているということです。
そうした効果もあり高松三越では2021年よりも売り上げが伸びると予想しています。
(高松三越 営業統括部広報担当/別所彩さん)
「今の段階では、ご年配の方がお中元をお贈りするのが多くなっているんですけども、若い方にも引き続きお贈りしていただきたいっていうところと、ご自分用にもご購入いただけるものが増えていますので、ご自分用にもお選びいただけたらと思います」
高松三越のお中元コーナーは8月1日までです。