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電気料金の値上がりで家電の「売れ筋」に影響 性能だけに頼らない省エネ使用法も 香川

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 最近さまざまな物が今値上がりしていますが、電気料金もその1つです。

 中国電力と四国電力が示している標準的な家庭の月々の電気料金はこの1年で、中国電力が1329円、四国電力が999円値上がりし、この5年で最も高い水準となっています。この電気料金の値上がりは「家電の売れ筋」にも影響を与えているようです。

(記者リポート)
「こちらの家電量販店。いま売れているのがエアコンです」

 毎年、この時期に販売量が増えるエアコン。2022年も気温が上がるにつれて売上が伸びているそうです。

 そんな中でお客さんたちが気にしているのが――。

(買い物客は―)
「電気代はちょっと高いなあと思います。電気代の差額と物(エアコン)の値段の差額と考えたら、すぐにとは言わないけれど(購入を)考えますね」

 電気料金がじわじわと値上がりする中、量販店は省エネ家電の需要の高まりを感じています。

 エアコンの他、年間を通じて使用する冷蔵庫も消費電力が多い家電の一つ。最近は省エネ性能を重視した製品に人気が集まっています。

(エディオン ゆめタウン高松店 総合家電アドバイザー/白石泰弘さん)
「省エネ性能の表示が機能表に付いています」

 「統一省エネラベル」は、「星の数」と「数字」で省エネ性能を表しています。また、その家電製品を1年間使用した場合の電気料金の目安も表示されています。

(エディオン ゆめタウン高松店 総合家電アドバイザー/白石泰弘さん)
「今、電力が値上がりになっておりますので、その辺を気にされているお客様が大変多いです。省エネモデルが人気になっています」

 家電製品に関する調査・研究などを行なっている「一般財団法人家電製品協会」によると、家電製品は年々省エネ性能が上がっています。

 2010年製の冷蔵庫と2020年製のものを比べると、電気代は年間で4740円から6090円、エアコンの場合は2920円ほどお得になると試算しています。

 家電の性能だけに頼らない効率的な使い方を聞いてみると……?

(エディオン ゆめタウン高松店 総合家電アドバイザー/白石泰弘さん)
「(エアコンは)扇風機やサーキュレーターと併用することをおすすめします」

 扇風機と併用する場合のポイントは、扇風機はエアコンの風下に置いて、頭はエアコン側の天井に向けます。これによって両方の風が合わさり、空気が部屋を循環して部屋を効率的に冷やすことができます。

(エディオン ゆめタウン高松店 総合家電アドバイザー/白石泰弘さん)
「空気の循環がよくなり、体感温度が下がり涼しく感じられます」

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