6月定例香川県議会は、新型コロナ対策などを盛り込んだ一般会計補正予算案などを可決し8日に閉会しました。2022年9月で退任する浜田知事にとっては最後の定例議会となりました。
6月定例香川県議会最終日の8日は14の議案の採決が行われ、いずれも原案通り可決しました。
このうち、2022年度の一般会計補正予算案は総額64億8300万円で、新型コロナ禍に加え、原油価格や物価が高騰する中で県民や事業者を支援する事業費などが盛り込まれています。また、議員発議で物価高騰対策の強化を求めるものなど3つの意見書案を可決しました。
また、2022年9月で退任する香川県の浜田知事が議会に対して感謝の言葉を述べました。
(香川県/浜田恵造 知事)
「ふるさと香川の一層の発展に尽くしたいという私の切なる思いにご支持をいただき、郷土の発展に微力を尽くす機会をいただきましたことに対して心より感謝を申し上げる」
香川県のネット・ゲーム依存症対策条例の施行から2年が経ったのに合わせ、共産党県議団が6月17日、議会で検討委員会を設置するなどして施行状況などを検討するよう議長に申し入れていました。
高城議長は8日、「全ての会派に意見を聞いた上で検討委員会を開く考えはない」と共産党県議団に回答しました。