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ゲーム条例施行から2年「見直し検討」は? 香川県議会の委員会で質疑

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 施行から2年が経った香川県のネット・ゲーム依存症対策条例の「見直しの検討」は行われるのか。29日の県議会の委員会で質疑が行われました。

 2020年4月に施行された香川県のゲーム条例には、「付則」として「施行後2年を目途として、施行状況等を勘案し、検討が加えられる」といういわゆる「見直し条項」があります。

 しかし、現時点では具体的な動きがなく、29日開かれた県議会の文教厚生委員会で共産党県議団の秋山時貞議員が質問しました。

(共産党香川県議団/秋山時貞 議員)
「この勘案、検討というのはやるのは誰なんですかね?」

(香川県子ども政策推進局/井元多恵 局長)
「各種施策の施行状況を取りまとめ、評価し、また条例に基づく教育委員会の調査の結果や国の動向を踏まえまして議会にご報告し、(議会の)ご意見を頂戴しながら方向性について検討が加えられていくものだというふうに考えてございます」

 香川県子ども政策推進局の井元局長はこう述べた上で、施行から2年の取り組みの進捗については既に議会に報告しているとして、改めて県民への公表などは行わない考えを示しました。

 共産党県議団は6月17日、議会が委員会を立ち上げるなどして早急な検討を始めるよう議長に申し入れましたが、今のところ議長から回答はないということです。

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