岡山県真庭市の魅力を伝える旅行プランを若者目線で作ろうという取り組みが進んでいます。15日、神戸市の大学生が現地視察に訪れました。
真庭市勝山の町並み保存地区を訪れたのは、神戸松蔭女子学院大学で地方創生などを学ぶ学生ら6人。JR西日本と真庭市による取り組みで、若者向けの旅行プランをつくるため学生から意見をもらうのが目的です。
15日から2泊3日で滞在する学生らは、最初にベンガラ染めを体験しました。自分たちで色やデザインを考えた学生は、店の人に手伝ってもらいながら輪ゴムやビー玉を使ってハンカチを染めていました。
学生らは今後、現地での体験を元に、JRや自治体に向けて新たな魅力を発信するプランをプレゼンテーションします。
真庭市ではこの提案を元に2022年度中には旅行プランを商品化したいとしています。
(神戸松蔭女子学院大学/藤井真愛さん[3年])
「率直に私たちが魅力的だなと思ったところをもっと活性化していけるように、もっと全国の皆さんにその魅力を広げられるような活動にしたいなと思っています」