町でキッチンカーをよく見かけるようになったと感じる方もいるのではないでしょうか。新型コロナ禍で今、キッチンカーの出店が増えてるといいます。その理由とは?
岡山県赤磐市にあるカフェの駐車場の一角で営業する一台のキッチンカー。「はらぺこ家」ではたこ焼きを販売しています。オーナーの笠井さんは2022年2月からお店を始めました。
(はらぺこ家/笠井由美さん)
「前からお店はしたかったんですけど、新型コロナのこともあったりして。そこでキッチンカーがいいんじゃないかなと」
16日は夫と子どもが手伝いに。子どもの学校行事がない日などに週に2~3回この場所で出店するほか、祭りなどのイベント会場にも出向いています。
今、こうしたキッチンカーの出店が増えているといいます。倉敷市児島の「923フルサポート倉敷」は10年前からキッチンカーの製造・販売を行っています。
(923フルサポート倉敷/森邦秀 代表)
「問い合わせは倍以上ありますね」
こちらでは新型コロナ禍前と比べて問い合わせが2倍ほど、注文は約1.5倍増えたといいます。
(松木梨菜リポート)
「中にはこのような流し台もあります。このほかエアコンや照明などもあるんです」
電力は発電機や外部電源によって供給される仕組みです。軽トラックの荷台部分にキッチンスペースを設置して作られているもので新車で1台350万円から。
(923フルサポート倉敷/森邦秀 代表)
「固定店舗で(開店)するよりは初期投資が少なくて済む。そういう意味で検討されている方が多いと思います」
(はらぺこ家/笠井由美さん)
「インスタで調べて来てくれるお客さまも増えて、また来たよって感じで声を掛けてもらえたり。順調にお客さまも増えてきて、みんなにもっと声掛けてもらえるようになったら」