ウクライナ情勢や円安の影響で金の価格が高水準で推移しています。その金製品を集めた「大黄金展」が岡山市のデパートで始まりました。
金色に輝く車にサッカーボール。岡山市の岡山高島屋で7日から始まった「大黄金展」では、金製品を約1000点を集めて展示販売しています。
(記者リポート)
「大黄金展でもっとも価格が高いのがこちらのトラのレリーフです。私の身長は180cmですが、見上げるほど大きいです」
2022年の干支・トラのレリーフは純金製で、高さ約2m40cm、重さは30kg近くあります。価格は何と11億円です。
こちらの虎が描かれたサイコロは2022年の新作で価格は60万5000円です。
(大黄金展 会場責任者/中島泰弘さん)
「家族に残したい、孫や息子に残してあげたいと考える方が非常に多い。現物資産で残したいという方が非常にご相談が多い」
金の販売大手「田中貴金属工業」によりますと、2002年の店頭小売価格の平均は税抜きで1g約1300円でしたが、2020年、平均で6000円を超えました。6日の店頭小売価格は7795円となっています。ウクライナ情勢や円安の影響で金の価格は上昇しているということです。
会場では金の延べ棒の重さを体験することもできます。延べ棒の重さは約13kgだということです。
この大黄金展は9月12日まで開かれています。