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航行中のフェリーに急病人が出た想定 高松海上保安部らが新船「あおい」で救助訓練

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 フェリーの乗客に急病人が出た想定です。高松海上保安部とフェリー会社が救助訓練を行いました。

 訓練は22日に高松と神戸の間で運航をはじめるジャンボフェリーの新しい船「あおい」で行われました。客室で乗客1人が急に倒れ意識がなくなった想定です。

(記者リポート)
「救援要請を受けた高松海上保安部の保安官たちが救護へと向かいます。これからフェリーへと乗り組み客室へと進みます」

 海上保安庁では3年前から、船の中でけがをしたり病気になったりした人に対して、消防学校の講習を修了した海上保安官が「救急員」として応急処置を行っています。

 「あおい」に乗り込んだ海上保安官は、救助者の容体を確認した後、乗組員と協力して担架に乗せて巡視艇へと運び込みます。今回の訓練ではその手順を確認しました。

(ジャンボフェリー「あおい」/濱脇一伸 船長)
「想定外のこともあると思いますけども、訓練でスムーズに行えるようにおこなっております」

(高松海上保安部 警備救難課/後藤裕一 課長)
「海の気象、海象は非常に千差万別でありまして非常に難しい救助でありますが、官民連携した訓練を通して非常にいい訓練ができた」

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