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石油コンビナートで大規模防災訓練 南海トラフ地震を想定 香川・坂出市

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 香川県坂出市で石油コンビナートの事故を想定した大規模な防災訓練が行われました。

 訓練は南海トラフを震源とする地震によって貯蔵タンクの危険物が漏れ、火災が発生したことを想定して行われました。訓練には石油コンビナートの従業員や消防、海上保安部などから約100人が参加しました。

 そして、高所放水車を使って消火をしたり、けが人をストレッチャーで搬送したりする手順を確認しました。

(記者リポート)
「こちらコンビナートに隣接する海では、船がオイルフェンスを使って流出した油の回収作業の訓練を行っています」

 消防庁のまとめによりますと、2021年、全国では石油コンビナートの事故が302件起きていて、このうち地震が原因のものは9件でした。

(四国電力 火力本部坂出発電所/福家靖司 所長)
「災害があった場合は最小限とどめるということを心がけながら、この訓練を生かしていきたい」

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