香川県では暴力行為の発生やいじめの認知の件数などが増加しました。
暴力行為の発生件数は小・中・高校合わせて494件で、前の年度より74件増えています。小学校では過去最多の297件で生徒間暴力がもっとも多く、全体の8割近くを占めています。
暴力行為の件数が増えたことについて、県教委は「今年度は、部活や学校行事などが再開し、人との接触が増えたこと」が理由の1つとして考えられるとしています。
いじめの認知件数は小・中・高校と特別支援学校を合わせて3538件と、前の年度より507件増加しました。いじめの内容として、「冷やかしやからかい・悪口」が最も多く、4割を超えています。
県教委はいじめの実態を把握し、早期対応に努めていきたいとしています。