高松空港で航空機の廃材を活用したアート作品の展示が始まりました。
(記者リポート)
「こちらの芸術作品は香川の海・空・大地をテーマに作られました。こちらの機体もカーボン繊維の廃材から作られています」
高松空港2階の展示スペースに航空機の廃材を活用したアート作品26点が並びました。JAL(日本航空)が廃棄物削減の一環として初めて企画しました。
作ったのは、JALのグループ会社の整備士で、中には香川県にゆかりがあるものも。
航空機のエンジンの一部として使われていた板に描かれているのは、新屋島水族館のマナティーです。ベアリングとナットでできた整備士らと一緒に出迎えてくれます。
栗林公園をモチーフにした作品は、松の盆栽をさまざまな部品を使って表現しています。
(日本航空 高松支店/中橋健史 支店長)
「地域の名産品であったりモチーフを活用することによって、地元の皆さまからも愛され地域の発展貢献につながるのじゃないかなと」
高松空港でのアート作品の展示は10月23日までで、誰でも無料で見ることができます。