サッカーJ2・ファジアーノ岡山は負ければ終わり、昇格を懸けたプレーオフの1回戦に臨みました。
運命のキックオフの2時間前、選手たちを乗せたバスをサポーターが熱い手拍子で出迎えました。
(サポーターは―)
「みんなと一緒に、同じ仲間と、最高の仲間と、最高のチームで応援できれば、後押しできればええかなと思っています」
選手入場時には1万人以上のサポーターがパネルを掲げ、「ココロヒトツニ」の文字を作り出しました。
クラブ史上初の昇格へ。ココロヒトツニ臨む1回戦。
前半に先制を許したファジアーノは、後半開始早々、徳元のロングスローに、柳! さらに後半12分には、ミッチェル・デューク! 迫力ある攻撃で山形ゴールに迫りますが、得点を奪えません。
すると、後半30分、さらには後半35分と立て続けに失点し、まさかの大敗。J1への挑戦は1回戦で終わりました。【ファジアーノ岡山 0―3 モンテディオ山形】
(ファジアーノ岡山/木山隆之 監督)
「すべてを出しつくして敗れたのであれば、必ずそこから学ぶことがあると思いますし、この悔しさを忘れないようにしてもっと強くならなければ」
(ファジアーノ岡山/柳育崇 選手)
「(シーズン終盤にかけて)岡山という場所が熱気に包まれてきているなと感じていました。どうしても皆さんとJ1に上がって、来年J1という景色を一緒に見たかったんですけど、申し訳ないというところと、ただ本当に感謝を伝えたいと思います」