岡山のシンボルが新しくなりました。大規模な改修工事を終えた岡山城の一般公開が始まり、朝から多くの人が訪れました。
午前8時45分からオープニングセレモニーが行われ、関係者が改修工事の完了を祝いました。
(在間隆真リポート)
「令和の大改修を終えた岡山城。今、一般客の入場が始まりました。続々と城の中にお客さんが入っていきます」
岡山城の改修工事は、岡山市が約17億円をかけて2021年6月から耐震補強などを進めてきました。
「烏城」の呼び名のもとになったシンボルの天守閣は、外壁を黒で塗り直されました。天守閣の内装や展示内容も地下1階から地上6階まで全てのフロアで一新されました。
(訪れた人は―)
「(これまで)何回も来ています。きょうめっちゃ楽しみです。前までちょっと地味な感じだったんですけど、これから楽しみです」
新しい岡山城のコンセプトのひとつが「体験」。1階フロアでは、子どもたちがかごに乗ったり銃や剣のレプリカを手にしたりして「体験型」の展示を楽しんでいました。
(子どもは―)
「鉄砲。ここが好き(引き金)。(Q.なんでそこが好きなの?)こうやるんだもん(撃つ)」
岡山市によりますと、新型コロナ禍前の2019年度には年間約35万人が岡山城を訪れました。リニューアル後はその1.3倍から1.5倍の来場者数を見込んでいます。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「大人から子どもまで楽しめます。ぜひ来ていただいて、岡山の経済を潤していただければ」