紅葉が進む香川県の琴平町で、月に一度、限定のグルメを楽しめるイベントが10日に始まりました。
香川県琴平町の金刀比羅宮では、裏参道のモミジの紅葉が進んでいます。
(野口真菜リポート)
「色づきの進み具合はさまざまで、今の時期は緑から赤へのグラデーションを楽しめます。横を見ると、鮮やかな葉が光に透けて幻想的です」
そんな金刀比羅宮の周辺で10日に始まったのが、「食」と「アート」をテーマにしたイベント「こんぴら十帖」です。
琴平町観光協会などが行っているもので、金刀比羅宮の縁日に合わせ、毎月10日に地元の飲食店による限定メニューを提供します。
うどん店「てんてこ舞」で楽しめるのは、山形県の人気イタリアン「アルケッチャーノ」の奥田政行シェフが考案したちょっと珍しい2種類の創作うどんです。
「栞や×てんてこ舞 うどんパスタセット(前菜付き)」は、トマトソースをかけオリーブ豚と舞茸を添えたパスタのようなうどん。
もうひとつは「サニーサイドフィールズ×てんてこ舞 チョコうどん」です。あたたかいうどんの上で、濃厚なチョコレートがとろけます。
(野口真菜リポート)
「チョコのソースがとろとろで、カカオが濃厚です。麺ももちもちふわふわで、新しいスイーツという感じです」
メニューは月替わりで、次回の12月10日には20店舗以上が参加する予定です。
(琴平町観光協会/漆原康博 会長)
「『琴平面白いことしよるな』みたいな感じで来ていただいて、リピーターにつながって地元に愛される地区という形で、県外からこれを目的に来ていただけたらと思います」