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東かがわ市の「白鳥温泉」が存続の危機 管理者を指定する案が否決され今後の施設管理について白紙に 香川

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 1日に約200人が利用する香川県東かがわ市の温浴施設、白鳥温泉。40年以上続く温泉の今後の存続が危ぶまれています。

 白鳥温泉は旧白鳥町が整備して1978年にオープンし、現在は建物や設備の老朽化が進んでいます。町や市で管理してきましたが、2009年度から指定管理施設となり、現在は高松ぽかぽか温泉などを運営する創裕が施設管理を行っています。

 しかし、指定管理施設の期間は2022年度で終了します。

 東かがわ市議会は22日の本会議の中で、今後の対応について協議しました。市は2023年度から白鳥温泉の指定管理者をホテル事業などを行うkanemitsuにする案を出しましたが、否決されました。否決の理由として、施設の老朽化と、5年という指定期間の長さが挙げられました。

(東かがわ市議会/工藤正和 総務常任委員長)
「本施設は老朽化しており、5年の指定管理が長く、期間内で起こりえるリスクが大きい」

 議会で否決となったことで今後の施設管理については白紙になりました。現在、白鳥温泉は近所の人を中心に1日に約200人が利用しているとのことです。

(徳島から来た男性は―)
「普段からよく来ています。月の内15回くらい来ていた。やっぱりお年寄りにはあった方がいいわね」

(創裕 白鳥温泉の受付を担当/槇井伊都美さん)
「毎日来られる方とかは地元の方が多いですね。いいお湯が出ているのでぜひ残してほしいですね」

 東かがわ市によると、白鳥温泉の今後については存続や閉館を含めて未定だということです。

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