四国の経済界のトップらが集まる新年交流会が高松市で開かれました。新型コロナ禍となり丸3年。参加した経営者からは2023年は前向きな展望が多く聞かれました。
四国経済連合会と四国生産性本部が開き、企業や官公庁のトップら約370人が集まりました。
(百十四銀行/綾田裕次郎 頭取)
「もうコロナについても皆さん慣れてこられたので以前のようなコロナの影響はなくなってきていると思っています。これだけ物価が上がってますので、賃上げをしようと思っています。物価高騰以上の賃上げができるかどうかはどうかな」
(包装用プラスチックフィルムの製造 大倉工業/神田進 社長)
「モノづくりで、いかに合理化・効率化を進めていくかというところが、われわれメーカーにとっては一番大事な今年取り組む課題になる」
(穴吹エンタープライズ/三村和馬 社長)
「エンタメ業界は厳しいんですけれども決してここであきらめることなく、ネバーネバーネバーギブアップ! われわれがあきらめたら終わりなので、もう一回お客さんに戻ってきていただけるためには良質な作品と安心安全な環境をセットで提供していこう」
(建設用クレーンの製造 タダノ/多田野宏一 会長)
「歴史的に見ても大きな転換点に来ていると思います。技術的にも進歩してきている。そういった中でしっかりと現状を認識して、勇気を持って前に進んでいくという意味で自覚の『覚』を今年の一字にしたい」
Q.観光でもWITHコロナと言われている?
(高松空港/小幡義樹 社長)
「空港で毎日見ていると去年の秋ぐらいから結構年配の方が増えてきたような。今年も国内の旅行も昨年よりはもっともっと行かれるようになるのでは 盛り上がってくるのでは」