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岡山県などがJR西日本に芸備線の営業状況をヒアリング 利用人数は約30年前から92%減少

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 2022年、JR西日本が利用者が特に少ない「赤字路線」として公表した芸備線。岡山県は今後も芸備線の維持に取り組んでいくため、JRにくわしい営業状況などをヒアリングしました。

 岡山県と広島県を結ぶJR芸備線は、とくに新見市と広島県の庄原市の区間で年々利用者が減っていて、沿線自治体とJR西日本が利用促進に向けて議論を進めています。

 非公開で行われた2月1日の会議で、JRは芸備線の当該区間の2019年の利用人数は、約30年前から92%減少していることなどを説明しました。

(岡山県 県民生活部/池永亘 部長)
「いくらかは、われわれの考えていることや、JRさんの実態が聞けた。こういった場で直接聞くことができましたので、そういう意味では有意義なヒアリングであったんだろう」

 こうしたうえで、岡山・広島両県は利用促進の議論を進めるため、「芸備線利用者の属性」や「他の路線の営業状況」など、より詳しい資料の提示をJRに求めたということです。

(JR西日本 本社地域共生部/飯田稔督 次長)
「時間の関係できょうはつっこんだやり取りができませんでしたので、(利用促進の議論に)必要があれば、必要なところは計算して出していきたい」

 岡山・広島両県は引き続きヒアリングの場を設けたいとしています。

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