JR西日本が利用者が特に少ない「赤字路線」の最新の収支を公表しました。
JR西日本が30日に公表した利用者が特に少ない「赤字路線」は、17路線の30区間です。このうち岡山県では芸備線、姫新線、因美線の3路線5区間が対象です。
5つのうち2019年度から2021年度までの平均でもっとも赤字額が大きいのは、姫新線の上月から津山までと、津山から中国勝山までの区間で、4億3000万円です。
また、もっとも収支率が低いのは、芸備線の備中神代から東城の区間で、100円の運賃収入を得るために3858円の費用がかかる計算です。
JR西日本は2022年4月にも赤字路線の収支を公表していて、「引き続き地域の皆さまとローカル線の課題を共有し、具体的な議論をさせていただきたい」とコメントしています。