岡山市は子どもの通院医療費の家庭負担について、2024年1月から小学生を1割から無料に、中高生を3割から1割に引き下げる方針を発表しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「さまざまな面から子どもに対する投資、子育て関係の投資、重点的にやっていきたいと。この制度を利用して、よりいい子育てをお願いできればと思います」
定例記者会見で大森市長が発表したものです。
岡山市は子育ての負担や不安をやわらげるとして、通院にかかる医療費の負担を小学生は現在の1割から無料に、中高生は現在の3割から1割に引き下げる方針を決めました。合わせて、高校生の入院にかかる医療費も無料とするとしています。
実施は2024年1月を予定していて、これにより、小学生の医療費は岡山県内全ての市町村で無料となるとみられます。予算規模は、年間10億円ほどとなる見込みです。