教員免許を持ち、教職に就いていない、いわゆる「ペーパーティーチャー」を確保しようと、岡山県教育委員会が5日、「おかやまで先生!!教職セミナー」を開催しました。オンラインも合わせた約50人の参加者に、2022年7月から教員免許の更新が必要なくなったことや、ここ3年間で中学教師の時間外業務が約13%減ったなど働き方改革が進んでいることなどを説明しました。また産前産後休暇が前後8週ずつなど、子育てに手厚いサポートがあることを紹介しました。
岡山県教育庁教職員課の黒瀬学総括副参事は「採用倍率を上げて、より優秀な人材の確保に努めないといけない。代りの教員の確保が厳しい中、講師登録等も積極的にしていただけたら」と話しています。
個別相談の時間も設けられ、参加者は社会人経験を経て教職に就くことへの不安や悩みを相談していました。