常態化している教職員の長時間労働を見直します。香川県の教職員の働き方改革について話し合う懇談会が「改革プラン」を発表しました。
PTA連合会会長や校長会会長らで構成する懇談会では、今年1月から教職員の働き方改革について検討していました。
香川県で働く教諭のうち、過労死ラインである時間外勤務が月80時間を超える人の割合は中学校が57.6パーセント、高校が37.6パーセントでした。原因の一つには、休日の部活動の指導があげられます。
改革プランでは、中学校で週2日以上の部活動の休養日を設けること、また学校の職員を増やして教諭の仕事を減らすことなどを求めています。
(香川県中学校長会/津山勝義 会長) 「教員が本来の授業に、あるいは子どもの指導に専念できるような環境ができ、そしてそのことによって教職という仕事が魅力的な仕事に若い人に映るような学校教育の状態に戻ればいいなと思っています」