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岡山市 「ももちゃり」のポートを新たに2カ所設置へ 街中へのアクセス向上に期待

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 岡山市のコミュニティサイクル「ももちゃり」。貸し出しと返却ができる場所が、3月中に新たに2カ所設けられます。市では、街中へのアクセスが更に向上すると期待しています。

 岡山市民や観光客の足として定着している「ももちゃり」。会員に登録すれば、基本、1回100円で60分まで乗れます。

 2013年に導入されてから利用者は年々増えていて、現在の会員は、約20万人。「ももちゃり」の台数は442台で、開設当初の約3倍です。

(観光客は―)
「いろんな所に返す所があってめちゃくちゃ便利でした」

(岡山市民は―)
「週に1、2回は使うかな。自分の好きなタイミングで利用できるのはメリットかなと思っています」

 始めは17カ所だったももちゃりの貸し出し、返却ポートも、今では35カ所に増えました。コロナ禍で利用者が一時的に低迷しましたが、現在は回復傾向にあり、岡山市は新たに2カ所のポートを設置すると発表しました。

(記者リポート)
「岡山後楽園にあるバス停です。すぐそばのこちらに、新しく9台のももちゃりが設置される予定です」

 また、2023年9月にオープン予定の岡山芸術創造劇場「ハレノワ」の敷地内にもポートを設置し、それぞれ3月中に利用できるようになります。市では、岡山の観光拠点に新たに設置することで、周辺の商店街の活性化などにも繋げたい考えです。

 一方で、閉鎖するポートも。利用が低迷しているとして、烏城公園駐車場と京橋の2カ所を3月中に閉鎖します。

 例年、4月から5月にかけて会員が増える傾向にある「ももちゃり」。新型コロナウイルスも落ち着きを見せ始めたことから、市では、更に利用者が増えることを期待しています。

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