市制70周年と弘法大師・空海の生誕1250年を迎える香川県善通寺市が新しいロゴマークを発表しました。
新しいロゴマークは、国の重要文化財、善通寺の五重塔と「善」の漢字をかけあわせたデザインで、4月1日から使用します。
完成を記念して、善通寺市の辻村市長やロゴマークを作った穴吹デザインカレッジの学生らが参加して発表会が開かれました。
(穴吹デザインカレッジ グラフィックデザイン学科/田中なな さん)
「このデザインが善通寺市の70周年シンボルになるよう努めてきた。善通寺市の『善』という文字には『正しい』だったり、物事にうまく対処するという意味があるので、そういう思いを込めました」
善通寺市は2023年、市が誕生して70周年と、地元出身の弘法大師・空海の誕生1250年が重なるメモリアルイヤーです。
23日はロゴデザインのほかに、穴吹デザインカレッジの学生が作ったゲームも発表されました。
善通寺市の街並みや観光地を、スマホを通した拡張現実(AR)の技術を活用して空海と一緒にめぐることができます。
善通寺市は、この記念すべき年を、市の認知度アップや郷土愛を育むことに繋げたいとしています。
(善通寺市/辻村修 市長)
「この年を千載一遇のチャンスと捉えて、県内外に善通寺市を広くPRしていくつもりでございます」