フード事業を展開する坂出市の企業が四国のこだわりの品を発信しようとネット販売するサイトを立ち上げました。
坂出市のセトラスフードテックが立ち上げたのがECサイト「しこくあーけーど」です。伝統技法で作ったグッズや四国の食、お酒などを販売しています。
(セトラスフードテック/木下幸治 社長)
「やっぱり四国をブランド化していきたい。世界に通ずる四国に何かお手伝いできないかと始めた」
12月1日までは東京・渋谷区にある画廊にポップアップショップが出店されています。ここには四国の風景の写真や「しこくあーけーど」で扱っている商品が並んでいます。
商品の中には漆を何度も塗り重ねる「堆漆(ついしつ)」という技法が使われているアクセサリーもあります。
(漆芸家/泉谷麻紀子さん)
「下の白色から黒い層までがだいたい120回ぐらい半年かけて塗っているものです。『堆漆』があまり知られていないので、発信してくださる方と出会えたのはとても幸運」
セトラスフードテックは今後、「しこくあーけーど」オリジナルの商品も開発して世界に発信したいとしています。