鳥インフルエンザの影響で展示をお休みしていた四国水族館のペンギンが戻ってきました!
(赤木由布子リポート)
「ペンギンたちが運ばれてきました。約4カ月半ぶりに展示エリアに戻ってきます。ペンギンたちもうずうずしています」
四国水族館では、2022年11月から高病原性鳥インフルエンザの影響で、ケープペンギン22羽の展示をやめていました。
その間、バックヤードで過ごしていたペンギンたちが22日に久しぶりに戻ってきました。
さっそく水の中に入ると、気持ちよさそうに羽繕いする様子も見られました。
そして、最後には2022年10月に生まれたヒナも運ばれてきました。慣れない環境に驚いたのでしょうか……なかなか出てきません。
生まれた時は65gでしたが、お父さんお母さんに大切に育てられ、生後5カ月の体重はなんと3kg! 大きくなりました。ふわふわの毛から水を弾く毛に生え変わりましたが、まだ模様ははっきりしていません。
そんなヒナにとって22日は初めての挑戦ばかり! ぽちゃんと水の中に入りました。
(赤木由布子リポート)
「ヒナは初めて大きなプールで泳ぐということで、先輩たちを見習いながら泳いでいます」
思う存分泳いだ後は、陸に上がれるかが難題です。飼育員が見守る中、何度も挑戦します。がんばって! 応援してるよ! そして……上陸成功! 新しい環境にも適応できているようです。
(四国水族館/加藤健司 飼育員)
「泳げてましたね。こちらに来てすぐに自分からプールに飛び込んでいたので、勇気あるなと思いながらびっくりしたんですけど、無事に自分で陸にも上がれていたので、良かったなという感じです」
久しぶりのペンギンに子どもも大人も大喜びです!
(訪れた人は―)
「めちゃくちゃ百倍かわいい。(Q.ペンギンさん好きなんですか)好きです」
「レアな時に見に来られてとってもうれしいです。こんな間近で見られるのってあんまりないので、楽しめました」
これから1週間ほどでペンギンたちは群れの中で居場所を見つけていくそうです。