「空耳」の面白さに魅せられ、深夜の人気テレビ番組に投稿を続けた男性のツイートが注目を集めています。
(相賀浩紀さんのツイート)
「気がついたら10年以上空耳人生を送ってきた私」「趣味らしい趣味が無かった私の中で一番長く続けられた趣味」
岡山県玉野市に住む30歳の男性、相賀浩紀さんのツイートには3.8万の「いいね」がついています。
テレビ朝日系列で40年以上にわたって放送された人気番組「タモリ倶楽部」の名物コーナー、「空耳アワー」への感謝と愛をつづったものです。KSBでは先週、番組の最終回を迎えました。
「空耳アワー」とは、外国語で歌われているのに日本語に聞こえる歌詞を視聴者から募集するコーナーです。
実は相賀さん、番組に投稿したネタが93回も採用されたつわものなんです! 部屋にはTシャツやてぬぐいなど、採用者に贈られるものが大切に保管されています。
相賀さんがネタを考えるのは主に夜や仕事が休みの日。
並々ならぬ集中力でCDラジカセに向き合うため、疲労でぐったりすることもあるそうですが、意識がもうろうとしたときこそ天から「ネタ」が降ってくる絶好の「空耳タイム」なんだそうです。
相賀さんのもとに19日、番組から最後のTシャツが届きました。
(相賀浩紀さんのツイート)
「Tシャツの包装が豪華になっていた」
何度も採用された「常連」ならではの、きらりと光るコメントです。
番組終了を知ったときは絶望と寂しさでいっぱいだったという相賀さんですが、今後も空耳ネタを作り続け、ツイッターで発表していくということです。