岡山市の池田動物園の新しい仲間、アメリカバクの「ルーニー」くんの公開が始まりました。
でっぷりとしたおしり、器用に動かす鼻に、愛くるしい目。岡山市の池田動物園の新しい仲間、アメリカバクのルーニーくんです。
静岡県伊豆市の「伊豆シャボテン動物公園」から4月6日にやって来ました。
26日、一般公開が始まり記念の式典が開かれました。
（池田動物園／忠政智登士 副園長）
「池田動物園の大きな大きな目玉の施設となると思います」
池田動物園によると、アメリカバクは南米に生息する動物です。ルーニーくんはオスで、体長は約190cm、体重は約180kg。年齢は5歳で、人間なら20代くらいです。
人に慣れていて優しい性格のルーニーくん。動物園を訪れた子どもたちから餌をもらうとリラックスした様子で食べていました。
（餌をあげた子どもは―）
「（Q.何をあげた？）バナナだよ。パクパク食べてたよ」
池田動物園には、これまで別のアメリカバクがいましたが、2021年8月に死にました。開園70周年の2023年、施設を改修した上でルーニーくんを迎え入れました。
（記者リポート）
「ルーニーくんの新しいおうちは窓が低く作られているので、ルーニーくんと目線を合わせて楽しむことができます」
池田動物園は、ゴールデンウィークに餌やり体験などルーニーくんと触れ合えるイベントを企画しています。
（池田動物園／新野愛 飼育員）
「バクは水が必要な動物なんだよ、こういう動きをするんだよというところを見てもらえたらと思います」
