12月22日は冬至です。岡山市の池田動物園ではカピバラたちがゆず湯を楽しみました。
(記者リポート)
「こちらまでゆずの香りがふわ~と広がって、いい気持ちです。お湯の温度は40℃だということなんですが、カピバラたち、肩まで、いや顔までしっかり浸かっています」
池田動物園では毎年この時期にカピバラにゆず湯をプレゼントしています。
もともとは南米に生息し寒さに弱いカピバラたち。温かいゆず湯に浸かって、一年を元気に過ごしてほしいという願いがこもった池田動物園の冬の風物詩です。
2022年7月に生まれた双子のカピバラたちにとっては初めての体験です。いい香りがするのでしょうか? ゆずの香りを嗅いだり、ちょっとかじったりするかわいい姿も見られました。
(小学生はー)
「1頭すごく潜っていたからそれが面白かったです」
「(自分も)飛び込んでみたくなりました」
1時間ほどの長風呂を楽しんだ後、大人のカピバラは湯から上がってボーっとのんびり「ととのい」タイムに? 水辺に暮らすカピバラは体毛が乾きやすく、湯冷めの心配はないそうです。
(池田動物園/河田純司 飼育員)
「去年までは1頭ずつだったんですけど、今年は親子4頭で気持ちよく入ってくれているので、カピバラの姿に癒やされて帰っていただければと思っております」
カピバラのゆず湯は12月25日までです。特に寒い日には3時間ほどの「長風呂」をするカピバラたちを見られることもあるそうです。