新型コロナの影響で一時は客足が大きく落ちていた香川県のうどん店も、2023年のGWはかつてのにぎわいを取り戻しているようです。
5月4日午前9時、高松市鹿角町にある「中西うどん」の駐車場は既に満車でした。多くが「県外ナンバー」で、中には茨城県や長野県などのナンバーも。
店内では多くの人がおいしそうにうどんを食べていました。
(客はー)
「東京から来ました。(うどんが)きょうの第1の旅行の目的ですね」
「(新型コロナは)不安ではありますけど、それを考えていたら旅行も行けないのでGWぐらいはいいかなって」
5連休初日だった3日は1200人以上が来店。4日も2000人分のうどんを準備したそうです。
店主の河野さんは久しぶりの盛況に「まだ体が慣れていない」と言いながらも手際よくうどんを準備していました。
(中西うどん/河野充博さん)
「(来店した多くのお客さんには)『ありがとうございます』ですよね。(ただ)自分の体力的にもきついので、できる範囲でみんなでやれたらいいのかなと」
一方、あえてゴールデンウィークを休業としているのが、香川・綾川町の「山越うどん」です。
ゴールデンウィークなどには長い行列ができる店として知られていますが、2019年から大型連休の際には店を休むことにしています。
来店者の車や行列による交通渋滞で近隣に住む人たちに迷惑をかけたくないというのが理由だということです。
正午過ぎ、善通寺市の「長田in香の香」です。
敷地内には約300人の行列ができていました。
3日も約1000人が訪れたそうで、5連休2日目の4日は開店時間を30分早めましたが、朝7時過ぎには既に駐車場が混雑していたということです。
(客はー)
Q.どちらから?
「東京から」
Q.どれぐらい待たれました?
「10時半からなのでもう2時間。このあとこんぴらさんとかも行きたかったので、そのときに日傘いるかなと思っていたんですが、このうどん店で活躍するとは思いませんでした」