ゴールデンウィークも中盤。5月3日から5連休という方もいるんじゃないでしょうか? 香川県有数の観光地・琴平町では、コロナ禍前のにぎわいが戻ってきそうです。
(記者リポート)
「5連休をあすに控えた琴平町は、すでに多くの人でにぎわっています」
参道の店によると、ゴールデンウィークの前は海外からの観光客の姿が目立ったそうですが、ゴールデンウィークに入って国内の観光客が増えているといいます。
(店の人は―)
「多いですね。毎日にぎやかで、ありがたい限りです」
うどん作りを体験できる「中野うどん学校」では、新型コロナによる行動制限がなかった2022年のゴールデンウィークに続き、予約状況は好調です。
(中野屋/羽藤裕子 社長)
「うどん学校の予約状況はコロナ禍前の、2019年程度の予約に戻ってきている」
特に、5月3日からの3日間については予約はほとんど埋まっているということです。
老舗旅館の紅梅亭でもゴールデンウィーク初日の4月29日から5月6日まで約70ある部屋は満室です。
(紅梅亭/多田孝之 支配人)
「お客さんがいっぱい来てくれるというのは旅館としてもうれしいですし、琴平町がにぎわうのが一番いいと思う。だいぶマスク外して来ていただけるようになっていますし、『コロナ、コロナ』って言うんじゃなくて、自由に旅行できる環境ができたら」
一方で、琴平町では人が集まるこの連休を終えた後こそ大事だとして人の流れを見守りたいとしています。
(紅梅亭/多田孝之 支配人)
「例年なんですけど、ゴールデンウィーク明けはだいぶ客さんは減ってくるので、いかにここで集客するかが私たちの狙い」
(中野屋/羽藤裕子 社長)
「ゴールデンウィークが終わると一旦落ち着きますので、そこからが正念場というか本来の観光地としての魅力が試される時だと思うので見守っていきたい」