がん検診を受ける人を増やそうとするプロジェクトが香川県で始まりました。
香川県庁で開かれた会議にはオンラインを含め、県や民間の保険会社などから約20人が参加しました。
がんは日本人の2人に1人がかかると言われています。
2021年、香川県で亡くなった人のうち「がん」で亡くなった人が最も多く、全体の約25%でした。
胃がんや大腸がんなどは早期に発見して治療すれば治せる病気になっています。そのため県はがん検診の受診率を55%まで引き上げる目標を2018年に立てました。
2019年のがん検診の受診率は全国平均を上回っていますが、肺がんを除き県の目標を下回っています。
プロジェクトでは今後、参加する企業の窓口にポスターを設置するなどしてがん検診の受診者を増やしたいとしています。