20日、高松市が虐待事案の早い発見や対応につなげるため警察署と協定を結びました。
高松市役所で行われた締結式には、大西市長と市内を管轄する4つの警察署の署長らが出席しました。
高松市では2021年9月に生後3カ月の乳児が母親に頭を殴られて死亡する事件がありました。これを受けて、市は警察と情報共有をより円滑に行うために協定を結ぶことにしました。
今回の締結によって香川県内では全ての市や町と警察署が連携協定を結んだことになります。
(高松市/大西秀人 市長)
「時期が遅くはなりましたけれども、全県的な広域的な対応というものも、よりやりやすくなるのではないかと」
(香川県警本部 人身安全対策課/岡修司 次長)
「皆さんからいただいた情報が1つの点です。その点をまた私たちが持っている点と合わせて線にしてしっかり対応していきたいと思っておりますので、遠慮なさらずにご連絡ご通報いただけたらと思います」