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香川・琴平町にブルワリーが17日オープン 商店街の空き店舗を活用し新たな交流生み出す

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 空き店舗となった建物を活用し、新たな交流を生み出します。香川県琴平町の商店街に17日、ビールの醸造所がオープンします。

 金刀比羅宮の参道近くの「新町商店街」に17日オープンする「呑象ブリューイング」です。

 かつて陶器を販売していた空き店舗を改修したもので、16日、一足早く報道陣に公開されました。

 地域のPR事業などを行う会社「地方創生(東京都)」が琴平町商工会と提携し、「空き店舗対策事業」の一環として手掛けました。

 工場を併設し、2023年の夏ごろから3種類のオリジナルのビールを展開していく予定です。

(野口真菜リポート)
「オリジナルビールに先駆けて、現在は四国を中心とした各地のクラフトビールを楽しめます。きょうは、香川らしくうどんを原料にしたビールをいただきます。なめらか! フルーティーで飲みやすい。こんぴらさんの石段を制覇したあとに飲んだら、きっとすごくしみるでしょうね!」

(琴平町/片岡英樹 町長)
「オープンスペースなので、いろいろな人がたまたま通りかかって、『あ、あいつがおるやん』と、そういうひとつの拠点になってもいいかもしれない」

 琴平町商工会によると新町商店街では、1989年に70店あった店舗は2014年には26店舗に減りました。

 「シャッター商店街」を活性化させようと、「空き店舗対策事業」として2020年に文具店をオープンしました。

 今回は、地域の特産品などを生かしやすいことなどから、ブルワリーを造りました。

 2024年の冬には、周辺の空き店舗など5棟をカフェや宿泊施設に改修する予定で、海外の観光客やリモートワーカーなどが長期滞在しながら商店街を回遊できる仕組みをつくりたいとしています。

(地方創生/近江淳 社長)
「金刀比羅宮に参拝に来た方々が、こちらにも来るきっかけになると思うので、呼び水になるような店にしていけたらなと思います」

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