ハンセン病問題への理解を深めてもらおうと岡山市でパネル展が開かれています。
6月22日の「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」にあわせて岡山県が県庁で開いたものでハンセン病問題について正しい理解を深めてもらうのが目的です。
ハンセン病は、感染力が非常に弱く戦後には、治療法も確立されましたが国は、約90年に渡って強制隔離政策を続けました。このため患者やその家族は偏見や差別に苦しめられてきました。
会場には、ハンセン病の歴史や療養所での生活の様子を伝えるパネルやアニメを展示しています。
(岡山県 健康推進課 主幹/松尾恭子さん)
「ハンセン病を知っている方はもちろん、今まで聞いたことがないというような小中学生の方だったり、ぜひ足を運んでいただければと思います」
ハンセン病問題に関するパネル展は6月30日までです。