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置かれた漫画は10万冊!小学校活用の「マンガ館」が岡山・真庭市にオープン

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 置かれた漫画は10万冊です! 閉校した小学校の校舎を活用したマンガ館が岡山県真庭市にオープンしました。

(記者リポート)
「どこか懐かさを感じる廊下に漫画があります。教室の中にも漫画がぎっしり、夢の空間です」

 2019年に閉校した真庭市種の二川小学校の校舎を活用して4月末にオープンした「ふるいち二川マンガ館」。

 置かれている漫画は約10万冊。漫画は「古本市場」を全国で展開している岡山市のテイツーが本棚と一緒に寄贈しました。

訪れた人は――

(好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険」)
「最高です。学校の雰囲気で漫画を読めるのですごく楽しいです」

(好きな漫画「銀河鉄道999」)
「(Q.誰が好き?)メーテル」

(好きな漫画「バガボンド」)
「(漫画好きは)孫に影響されて。ここでゆっくりして、あとはおいしい物食べて(岡山市に)帰ります」

 親子3人で総社市から来た田部(旧姓:佐山)由志子さんは1996年に二川小学校を卒業しました。同級生は田部さんを含めて7人でした。

(好きな漫画「スラムダンク」/田部由志子さん)
「教室が左右分かれてて、自由に遊べる場所でした、休み時間とかに。懐かしいです」

「複式学級には最後の方なっていたので、2学年一緒に勉強していた。(蒜山高原など)人気の観光地があって比較的近かったりするので、ついでに寄って楽しんで人が増えたらいいなと思います」

「漫画」をきっかけに地域活性化を

 現在、二川地区の人口は約400人。マンガ館を運営する一般社団法人ふたかわコスモヴィレッジは、漫画をきっかけにした地域活性化につなげたいとしています。

(好きな漫画「宇宙戦艦ヤマト」/ふるいち二川マンガ館 片山誠 館長)
「一番はやっぱり過疎化ですね。まずは地域の方々がいつでも集まってゆっくりできる、いろんな活動ができる。それを進めていけば外からの人も違うアプローチで二川地区で何か仕掛けをしてもらえるのではと」

 マンガ館は土日と祝日(午前10時~午後5時)に営業しています。漫画は館内でのみ読むことができ、貸し出しは行っていません。

※小学生以上は入館料が必要(小学生:200円、中高生:300円、大学生以上:500円)

「漫画」について聞いてみた

 今回、Park KSBアプリでは皆さんに「漫画」について聞きました。

 「漫画をどのぐらい読んでいますか?」という質問の回答結果は、漫画を読むという人と読まないという人は大体半分ずつ。「ほとんど毎日読む」という方は9%でした。

 「漫画から学んだことはあるか」という質問には、「歴史が好きになった」や「スポーツのルールは漫画で全部覚えました!」という声が寄せられました。中には、「ドラえもんで因果応報の理を知りました」という意見もありました。

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