明治から昭和にかけての香川県坂出市の風景を記録した写真や人々の暮らしに関する資料を集めた展示会が8月11日から坂出市で開かれます。
大正から昭和初期ごろに撮影された坂出市の砂浜を歩く男女の写真では、現在は埋め立てで地続きとなった瀬居島はまだ海に浮かんでいて、瀬戸大橋もありません。
こうした貴重な写真は、趣味で古い写真のガラス乾板を集めている坂出市の高都誠二さんのコレクションです。
写真には説明も添えられていて、現在の風景と比較しながら違いを楽しむことができます。
(内覧会に訪れた人は―)
「山とか川とかは動かないけど、しっかり風景は変わっているし、すごいなと思った」
他にも昭和の絵はがきや資料など、合わせて約200点が展示されています。
この展示会は8月11日から27日まで、坂出市民美術館で開かれています。