岡山市で「少年の主張」岡山県大会が開かれ、「推し活」や「人間関係」などをテーマに中学生が思いを叫びました。
(岡山県立倉敷天城中学校/宮田真希さん)
「毎日通っていた図書館、そこで偶然手に取ったのが古事記、今では私の一番の推しの本です」
岡山県青少年育成県民会議の主催で、今回で45回目です。
作文を書いて応募した県内の中学生約5000人の中から選ばれた14人が出場し、1人約5分で主張を繰り広げました。
(岡山県立津山中学校/佐藤駿さん『3Kから考えるインクルーシブなまちづくり』)
「日本のまちづくりは、駐車場など小さな生活の場からはじまるのではないでしょうか」
(倉敷市立郷内中学校/小河原みほりさん『人間関係』)
「周りに悩んでいる人がいたときには『大丈夫だから学校行ってみなよ』というのではなく『自分のペースでいいよ、焦らずね』と声を掛けてほしいと思います」
倉敷天城中学の宮田真希さんは日本最古の書物「古事記」を好きになったことをきっかけに日々が充実し仲間が増えたことなどを発表しました。
(岡山県立倉敷天城中学校/宮田真希さん『推すすめ』)
「推しに捧げる時間があれば、私たちの日常はより幸せに満たされていくのではないでしょうか」
宮田さんは最優秀賞に選ばれ、2023年11月に開催される全国大会の出場候補者として推薦されるということです。
この大会には、中学生が自分の意見を発表することで社会の一員としての自覚を持ってもらおうというねらいがあります。