岡山県は、新型コロナ対応の経験を踏まえた感染症の予防計画の改訂を進めています。28日は県の改訂案のうち「療養」に関する部分を専門家が確認しました。
改訂案では、自宅療養する人に必要な医薬品を支給できる体制を確保することや、宿泊施設を円滑に運営するためのマニュアルを整備することなどが盛り込まれています。専門家から反対意見はありませんでした。
予防計画の見直しについては、国が2022年12月に新たな指針を示しています。
岡山県は29日に、「医療提供体制」などについても専門家に意見を求めます。2023年の秋に新しい予防計画の素案をまとめ、2024年3月に改訂する方針です。
(岡山県 健康推進課/國富優香 課長)
「反省点とか今後こういうことがあったらいいという提案も含めて、感染症予防計画の中に入れ込んでいきたいと思っています」