新型コロナウイルスのような感染症が新たに発生したときに備え、岡山県が予防計画の改定案を示しました。
(岡山県保健医療部/梅木和宣 部長)
「今後発生する新たな感染症に備えて、医療機関に丁寧に説明し、合意を得ることにより、計画に定めた目標を達成できるように努めていきたい」
24日に開かれた岡山県感染症対策委員会には、病院の院長など20人の委員が出席しました。
国が5月に示した指針を基に改定した計画案では、国が「新たな感染症が発生した」と発表した場合、速やかに入院ベッドを366床確保し、3カ月から6カ月をめどに590床に増やすとしています。また発熱外来を担う病院も同様に増やしていきます。
24日の会合では、委員から休日や夜間の対応などについて質問や意見が出ました。
県は、専門家などの意見を踏まえて案を修正し、2024年3月末をめどに予防計画を改定する予定です。