ものづくりの現場を開放して技術力の高さや魅力に触れてもらう「オープンファクトリー」を推し進めようと、高松市でセミナーが開かれました。
四国経済産業局が開いたセミナーには、地域の経営者ら約70人が参加しました。
「オープンファクトリー」とは、名産品や伝統工芸品をつくる地域の工房などを一般に開放して、自社の技術力や強みを知ってもらう取り組みです。
11月下旬に東かがわ市などで手ぶくろメーカーや革製品メーカーのオープンファクトリーを企画している「CRASSO」の担当者が狙いを語りました。
(CRASSO実行委員会/田中英城さん)
「観光客を受け入れて、自分たちの職場、ものづくりにかける熱意や姿勢、職人の技を見てもらいましょう。そうすることで、新しい職人になりたいという若者が育ってくるんじゃないか」
この団体は、東讃地域でオープンファクトリーに参加する事業者を増やして、観光コンテンツとしてもPRしたいとしています。